お江戸の旅(上野東照宮編)
平成19年4月
四月より東京教室を開講しました。
1回目のお稽古がちょうど桜の時期と重なったので
花見の名所上野公園へ行きました。
ここ上野東照宮は寛永四年(1617年)に藤堂高虎が
病床の家康から末永く鎮魂出きる場所を造って奉ってほしいと
遺言をうけ高虎の屋敷領地であった上野の山に造宮しました。
その後三代将軍家光が慶安四年、現在の社殿を造営しました。
上野東照宮には家康、八代吉宗、十五代慶喜が奉られています。
上野東照宮の入口の大石鳥居です。老中・酒井忠世建築奉納です。国宝だそうです。参道には、露店が並んでますが雨だからでしょうか、ほとんど閉まっていました。 こちらは老中・阿部重次建築奉納の水舎門。
境内参道から見える五重塔です。東照宮の五重塔ですが、実はこの五重塔。上野動物園の敷地内にあるの東照宮からは近寄ることができません。 境内には多くの灯篭があります。数々の灯篭、すべて諸大名から奉納です。

本殿前の唐門です。両側上部に松竹梅や錦鶏鳥の透彫りが。柱には左甚五郎作の昇竜、降竜があります。これも国宝です。

そして、本殿です。
まあ立派の一言
に尽きます
本家・日光東照宮
にはもちろん
かないませんが、
それでも彫刻・壁画
など立派な作品
ばかりです。

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