神 話 の 世 界 「高 千 穂」
平成18年10月
毎年10月に催される「のべおか天下一薪能」
今年は10周年記念で2日間に渡っての大きな公演でした。
薪能ですから公演は夜。朝からお昼にかけて少し時間があったので
神話の世界「高千穂」へ行きました。高千穂へは延岡から車で、
大体1時間かかります。思えば今は「神無月」。神話の国ですが神様は出雲へ
お出かけ中ですよね。天岩戸神社では宮司さんにご案内していただきました。
岩戸の戸はここには無いそうです。手力雄命が岩戸を開け、
天照大神が再び岩戸に閉じこもられては困るとその戸を放り投げたそうです。
その戸は遠く長野県まで飛んで行き落ちた先で戸は戸隠山となり、
そこに建つのが「戸隠神社」だそうです。神話の世界はなんとも壮大!
「天岩戸神社」です。ここに天照大神がお隠れになった「天岩戸」があります。 「天岩戸」の御神域に入る為にはここにてお払いを受けなければなりません。
天岩戸の向かい側に立つ「西本宮」です。この建物の裏手に「天岩戸」があります。岩戸川という谷川の向こう側。御神域の為、写真撮影は許されていません。岩戸は、木々に隠れて全く見えません。数年前までは見えていたそうです。 神楽の始まりは、岩戸の前にてウズメが舞った舞が始まり。ここではそれを模した夜神楽が演じられています。
ここは「天安河原」岩戸にお隠れになった為、諸神がここで神議をされたそうです。 天然記念物
「高千穂峡」にも
行ってきました。
無数の瀧の流れ落ちる峡谷「高千穂峡」マイナスイオンがビンビンに感じられました。 角度を変えて。
ここからだと峡谷はわかりにくいですが、無数の瀧はよくわかるでしょう。

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