将軍塚
平成19年6月
将軍塚とは桓武天皇が平安遷都の折、王城鎮護で、
大きさ八尺の土の将軍像に鉄の甲冑を着せ、鉄の弓矢・太刀をはかせて
都のある方に向けて埋めた所であります。
場所は、東山。行き方としては東山ドライブウェイの途中です。
王城鎮護の為、山の上で都を見守っています。
なので都の景色が一望できます。とても綺麗な景色です。
夜は夜景のスポットとして有名です。
この「将軍塚」は、国家の大事があると鳴動するそうです。
そんな話が「源平盛衰記」や「太平記」に残されています。

将軍塚は、青連院の飛地境内である青連院門跡の中にあります。

ここは大日堂。御本尊は平安時代に作られた石造の胎蔵界大日如来。昔から「大日さん」として信仰され、幕末勤王の志士は身の安全をこの像に託したそうです。

お庭の入り口。この奥に将軍塚があります。 これが将軍塚。1200年以上も京都を守って下さっているのです。
将軍塚からみる京都南方。 こちらは京都北方。真ん中の四角い緑は京都御所。

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