「第35回記念 聲 壽 会 能 」 平成20年1月18日(日)於:京都観世会館 |
「 二 人 静 立出之一聲」 シテ:橋本 礒道、ツレ:橋本 忠樹 写真:ウシマド写真工房 |
前ツレ・菜摘女:橋本忠樹 ワキ・勝手社の神主・小林努 |
シテ・静御前の霊:橋本礒道 |
前ツレの菜摘女です。常は、唐織着流の格好ですが、今回は水衣を着ています。作業着姿とでも言いましょうか。静御前の霊が乗り移った菜摘女が、静御前が昔、勝手宮に納めた舞の装束を受け取りそれを着て舞を舞うのです。 | すると、幻のように同じ装束を着た 静御前の霊が現れます。 |
ツレ・橋本忠樹 |
前がシテ・橋本礒道 後がツレ・橋本忠樹 |
静御前の装束を着て舞う、菜摘み女。 | 菜摘女が舞を舞っている姿を見ていた、 静御前の霊は、舞に惹かれるように寄ってきて、 菜摘女と共に舞を舞います。 前がシテの静御前で、後ろがツレの菜摘女です。 共に同じ装束を着ています。 違いと言えば、シテの面が「若女」で ツレの面が「小面」なのです。 |