佐佐木源氏の氏神様・沙沙貴神社
平成20年2月
少彦名命を主祭神として計四座五柱の神々を祀り、「佐佐木大明神」と総称します。
宇多天皇を始祖とする宇多源氏の一派・佐佐木源氏(近江源氏とも)の氏神であり、
「佐々木姓」発祥地に鎮座する神社なのです。
佐佐木源氏とは、平安末期に活躍した佐々木盛綱(能・藤戸のワキ)や
宇治川の合戦で梶原景季(能・箙のシテ)と先陣争いをした佐々木高綱などがいます。
戦国時代の六角氏・京極氏も佐佐木源氏の流れです。
また、各地の河川を整えた角倉了以。明治の軍人・乃木稀典も佐々木氏の末裔です。
門の提灯に描かれている紋は、佐佐木家の「四ツ目結」。
なので佐佐木源氏の流れをくむ家は、基本「四ツ目」。
私の家紋が「四つ目菱」
そんなこんなで、近江源氏の流れをくんでいるそうです。。。
昔々のお話なので、よくわかりませんがねー。
前日の雪が残る境内参道。とても大きな神社です。 左の写真の鳥居をくぐって進んでいくと
本殿に向かう参道に続きます。
とても静かで、木々の音と鳥の囀りのみが聞こえてきました。
山門です。雪が残り、雪解け水が滴ってました。提灯には、四つ目結紋が描かれています。 本殿前の拝殿。
本殿です。 佐佐木源氏発祥之地の碑。

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