春先の京都はこんな感じ(車折神社編)
平成18年3月
「車折神社」おそらく多くの方は正式に読むことが出来ないのではないでしょうか。京都の方でも
地元以外の方ならひょっとして読めないかも知れませんね。
くるまざきじんじゃ」と読みます。

ここの桜は早咲きで有名。三月中旬には、ほぼ満開になるんです。
また、この神社は芸能の神様としても有名。多くの芸能人の方の玉垣があります。
私も舞台前と舞台後には、お参りに行きます。
車折神社の御祭神は清原頼業。清原頼業は平安後期の儒学者。車折神社の縁起によると
清原頼業が1189年の逝去し、清原氏の地であった現在の社地に葬られたそうです。
やがて頼業の法名「宝寿院殿」にちなみ、宝寿院と言うお寺になりました。
その後、後嵯峨天皇の嵐山御遊行の時、この社前に於いて牛車の轅が折れたので
「車折大明神」の御神号を賜り、それ以後「車折神社」と称するようになったそうです。
五月の第三日曜日には嵐山の大堰川で「三船祭」が催され、御座船・龍頭・鷁首船などが
浮かび平安時代の舟遊びの再現がなされます。
表参道の第二鳥居です。左側に咲いている木が「寒緋桜」です。第一鳥居は三条通に面し、緋の大鳥居です。 表参道から見た本殿です。手前に咲いているのは桜です。すっかり見頃になってました。
本殿前の「枝垂梅」です。もうほとんど花はなくなってました。 ここも本殿前です。満開でした。
河津桜」は早咲きで有名な桜です。もう葉桜になり始めてました。 ここが芸能神社です。朱の玉垣には奉納された多くの有名人の方のお名前が並んでいます。(実は・・・私も)探してみて下さい。

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