片山定期能七月公演」
平成20年7月27日(日)於:京都観世会館
「 鞍馬天狗 」 シテ:橋本 忠樹
写真:金の星渡辺写真場
片山定期能での「鞍馬天狗」の写真です。

当日は、とてもいい天気でしたが猛暑。
そんな出るにも辛い猛暑の中大勢のお客様がお越しくださいました。
本当に有難うございました。

今回の鞍馬天狗では、従兄弟・光史の長女・叔香が牛若丸役で出てくれました。
また、花見として光史の長男・充基もでてくれました。

生まれたときから見ていて、いつまでも小さいと思っている子が立派に相手を勤めてくれ
その成長の早さ、度胸のよさに舞台上でビックリしていました。


さて、鞍馬天狗は前場は比較的ゆっくり進みますが、後場は動きも激しく謡いも多い。
舞台の端から端へ全力で走ってから、長い語りに入るなどとても辛い。

でもそれを表に出してはいけない。
天狗が肩で息していたりとかあったら可笑しいですものね。

後半少しスタミナが切れてしまい、大変でした・・・。
体力つけないといけないです。

次回は、11月公演にて父が「小督」を勤め、私がツレを勤めます。

次回公演も、宜しくお願いします。
牛若丸に京都の桜の名所を案内する山伏。 自分は鞍馬の天狗であると明かす山伏。
帰ろうとする天狗を引き止める牛若丸。 今後も影ながら守ることを約束し、鞍馬山の
梢に翔って去る天狗。

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