秋の京都はこんな感じ(嵐山・亀山公園編)
平成18年12月
「 春 秋 豊 か に 嵐 山 」
春秋豊かに嵐山、昔を偲ぶ道しるべ♪
嵐山は春は桜、秋は紅葉と、四季折々で景色が変わります。
大堰川にかかる渡月橋の景色も季節により違う顔を見せてくれます。
そして嵐山の向かいには百人一首の小倉山。
秋は秋の美しさです。
「春秋豊かに嵐山、昔を偲ぶ道しるべ♪」
「明日夕べを大堰川、永久の姿を映す水♪」
これは私の小学校の校歌です。
この辺り子供達は嵐山の四季折々を見ながら育つのです。
いつものとこから、いつもの写真。春は桜色、秋は紅葉と、様々に色づく嵐山です。 渡月橋の傍にある「琴聴橋」です。平家物語「小督の事」より謡曲「小督」が生まれました。小督を訪ねた源仲国がここで小督の琴の調べを聴いたのです。橋の後ろは、車折神社の御旅所です。
右上の続きです。小督塚です。ここあたりに小督の住んでいた所があったそうです。以前は朽ち果て無残な形でしたが、今は綺麗になっています。 嵯峨野の竹林です。嵯峨野と人は言うけれど、実際は奥嵯峨であり、北嵯峨であり、嵯峨野ではありませんね。
嵐山にある、亀山公園の北入口です。 ここは宮内庁管轄なので、入ることは出来ません。後嵯峨天皇・亀山天皇・後伏見天皇の火葬塚です。亀山公園内にあります。
公園内に建つ銅像。「角倉了以」です。昭和末期に出来たので新しいものです。角倉了以は、朱印船貿易家でありながら、国内の河川交通路の開発にも尽力しました。大堰川を開いた方です。他にも、木屋町を流れる高瀬川。京都に限らず富士川なんかもそうなのです。 亀山公園の一番上には、展望台があります。下は大堰川。左の山は、「嵐山」右の山は「小倉山」、写真が小さいのでわかりませんが、小倉山の下にはトロッコ列車が走っています。今は観光鉄道ですが、私が子供の頃は、この線が山陰線だったのです。この先が、保津峡です。
公園内の道です。お山の公園って感じでしょう。 小倉山の麓に建つ神社。ここは「御髪神社」といって、日本で唯一の髪の神社です。この神社の向かいは「小倉池」という池があります。

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