曹洞宗大本山・永平寺に行って来ました
平成17年10月
福井県にある「座禅修行道場・曹洞宗大本山、永平寺」へいきました。

10月28日の朝倉遺跡の薪能へ行く道中、曹洞宗の大本山・永平寺へ行きました。
永平寺は1244年に道元禅師によって開かれた座禅の修行道場です。
山の中の道を車で走りその先に開けた土地に建っています。本当に修行の為だけに、
山を切り開き俗から離れたところでした。深山幽谷の地です。
初めは道場を京都に作ったそうですがのち福井へ移り、永平寺を作られたそうです。
「座って半畳、寝て一畳」と言う言葉の通り、修行僧に与えられる空間は一畳のみだそうです。
食事、お風呂、お手洗いすべて修行で、その3ヶ所を三黙道場と言い、話しをする事も駄目なんですって。

門前にある石塔です。 唐門です。門を通れるのは、永平寺に入山する時と、修行を終えて下山する時のみだそうです、生涯に2度だけ通る事が許された門だそうです。
一番高いところにある「法堂」から見た景色。緑が綺麗でしょう。前に見える建物の屋根が仏殿で、釈迦牟尼仏(お釈迦様)が祀られています。「法堂」には、聖観世音菩薩が祀られています。 報恩塔(納経塔)です。これは、平成八年に建立された新しい建物です。

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