福岡道中記(太宰府天満宮)
平成18年12月
「 東風吹かば 匂いおこせよ 梅の花」
「東風吹かば 匂いおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」
菅原道真の歌ですね。博多へと仕事で行きましたので、
せっかく福岡まで来たんだからと太宰府まで足を延ばしました。
京都から博多まで新幹線のぞみで3時間弱。
新幹線のない平安時代、京の都からここ太宰府に左遷された菅原道真。
遠い道のりだったでしょう。絶望の毎日だったことでしょう。
遠い都を偲び、この地で果てた菅原道真。
今は天神様として、日本の学問を見守って下さっています。
受験戦争・いじめなど、菅公様はどの様に思ってらっしゃるのでしょうね。

さてさて太宰府天満宮には仕事の帰りに行った為、着いたのはもう夕刻。
あっという間に日が暮れて夜の参拝となりました。
太宰府天満宮の入り口の鳥居です。門前町の商店街になっていますが、もう夕刻の為次々とガラガラとシャッターが閉まっていきました。 ここが境内入口の鳥居。ここを真っ直ぐ進むと本殿があります。
京都の天神さんに比べて、ここ太宰府はなんとなくきらびやかな感じがしました。 本殿です。沢山の子供たちがお払いを受けていました。中学受験でしょうかね。菅公様も大変です。
神社境内にある「飛梅」。菅公様を慕い、京の都より一夜にして飛来したという伝説の梅。ここの御神木です。咲き誇る頃に来たいですね。 せっかくなんで
おみくじ引きました
。「このたびは も とりあへず手向山 もみぢの錦 神のまにまに」という菅原道真の歌が書かれていました。結果は・・・
内緒です。
九州は毎年11
月に九州場所が
開催されています。
境内外れに
「太宰府天満宮
より」って書かれ
た幟が立ってま
した。「安壮富士
」「安馬」そして「
安美錦」の三力
士でした。この
三力士所属する
安治川部屋はこ
こ太宰府天満宮
を宿舎にしてい
ます。
太宰府天満宮の
最寄り駅。西鉄太
宰府駅です。

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